本文へ移動

PHILOSOPHY

構造化と継承

私たちは、名も残っていない多くの人々が積み重ねた、知識、技術、文化、営みの上に立っています。受け取ったものをただ信じるのではなく、自分の経験を通して確かめる。そこから得たものを、他者が扱える構造へ変え、自分の代で閉じずに継承していきます。

PRINCIPLE

ゲマインシャフト主義

ゲマインシャフトとは

ゲマインシャフトは、家族や近隣、友人関係のように、生活や経験を共有するなかで生まれる共同体を指す言葉です。

社会学者フェルディナント・テンニースは、契約や利害によって結ばれるゲゼルシャフトと対比して、この概念を示しました。

アマノPROJECTSにおけるゲマインシャフト主義

僕が目指しているのは、昔の共同体へ戻ることではありません。

すでに存在する文化や営みを受け継ぎながら、人を仕組みに合わせるのではなく、その人たちに合う形へ仕組みを作り直す。

そして、小さな共同体がそれぞれの形を保ったまま続き、必要なときには別の共同体ともつながれる状態をつくる。

そのために、Web、イベント、音楽、農業、デバイスなど、必要な領域を越えて制作しています。

MAKING

作ること自体を、目的にしない

現実の中で心が動き、既存の仕組みでは成立しない体験が見えた時、必要な構造を考え、実装します。

作ることから始めるのではなく、実現したい体験と、それが成立する条件から考えます。

EXPERIENCE

自分で確かめる。

既存の答えをそのまま受け入れず、現場へ入り、実際の体験から考えます。

STRUCTURE

経験を、共有可能な構造へ変える。

個人的な発見で終わらせず、情報、ルール、仕組み、プロダクトとして再利用できる形へ整理します。

INTERFACE

構造と人の接点を設計する。

誰が、どこで、どのように触れるかを考え、画面、操作、言葉、場を組み合わせて、実際の体験として機能する形へ落とし込みます。

PROCESS

制作の循環

心が動いた場所へ入り、体験を構想し、構造化し、実装し、実世界で問い直す。その経験を社会へ接続し、次の制作へ蓄積するための循環です。

  1. 01

    心が動く

    まだ課題と呼ばれていない違和感や可能性を観測する。

  2. 02

    理想の体験を構想する

    問題を並べる前に、どうなれば自然かを描く。

  3. 03

    成立条件を構造化する

    体験を支える境界、制約、情報、運用を整理する。

  4. 04

    必要な領域へ越境する

    肩書きではなく、成立に必要な技術と現場を選ぶ。

  5. 05

    実装する

    考えた構造を、人が触れられる具体へ変換する。

  6. 06

    実世界で検証する

    利用者、現場、運用から、設計時には見えなかった事実を得る。

  7. 07

    前提を問い直す

    結果を成功・失敗だけで閉じず、問いそのものを更新する。

  8. 08

    社会へ接続する

    誰が使い、続け、引き継げるのかまで設計する。

  9. 09

    経験を取り込む

    経験を再利用可能な構造へ変え、別のProjectへ持ち越す。

CLOSING

受け取ったものを、自分の代で閉じない

現実の中で確かめ、他者が扱える形へ構造化し、次の誰かが使い、問い直し、更新できる状態で渡していく。

それが、僕がProjectを作る理由です。

VIEW PROJECTS