除雪状況告知システム Bigfooter
除雪業務の状況を管理し、市民に分かりやすい情報として届けるためのシステム。
OVERVIEW
除雪状況を手軽に市民に分かりやすい情報に変える。
ORIGIN
発端
市役所職員の知人から、市内の除雪状況を市民へ分かりやすく告知するための画像生成ツールが欲しいと打診がありました。
IDEAL EXPERIENCE
目指した体験
現場の負担を極力減らしつつ、公開情報と非公開情報の状況を管理できるUI、
多くの市民の方に情報が誤解なく正確に伝わるアウトプットを目指しました。
ROLE
担当
クライアントワークとして要件定義、システム設計、実装、継続改修に関わっています。
CONDITIONS
成立条件
- 市役所の端末の制限から、特定のアプリケーションを必要としないWebシステムであること
- 緊急時に操作方法を知らない職員でも直感的に操作できること
- 公開情報と非公開情報は市役所側で管理できること
- 多くの市民の方に除雪情報が誤解なく正確に伝わること
NAMING
命名
除雪車の足跡を記録することから、大きな足跡を残す逸話があるビッグフットと、 雪が沢山降った時に使うシステムであることから「大きく 降ったー」をもじり、Bigfooterと名付けました。 市役所職員の方たちが降雪時でも呼びやすく、由来を聞けば忘れられない愛称を目指しました。
DECISIONS
判断
市役所の端末でも安定動作させるために国土地理院の地理院地図Vectorでの地図描写を選択しました。
IMPLEMENTATION
実装
オープンソースGISのOpenLayersとVue.jsを利用し、ランニングコストを抑えつつ快適なUXを実装しました。
VERIFICATION
検証
実際にアウトプットした画像ではランドマークの表示がなく、一見してすぐに場所がわからないという問題がありました。
RECONSIDERATION
前提の見直し
必要なランドマークを洗い出し、特に避難所となるような学校や施設を中心に表示するように修正しました。
また、初期はダークテーマで画像をアウトプットしていましたが、危機感を煽りすぎるとの指摘があり、色調を和らげる判断をしました。
ACTION
管理する情報を、市民が判断できる情報へ
職員が除雪状況を管理するだけでなく、その情報を市民が自分の生活圏と照らし合わせて理解できる形へ変換しました。学校や施設などのランドマークを加え、伝わり方まで検証することで、「情報を公開する」ことから「状況を理解して次の行動を判断できる」ことまでを設計対象にしています。
LEARNING
得られたこと
地図情報や位置情報を扱う実装経験を得ました。
また、アプリケーションを操作する職員と、出力された情報を見る市民が異なるシステムにおいて、双方のUXを両立する視点を得ました。
FACTS