農業塾
畑を2年のカリキュラムで運用し、栽培を知識ではなく観察と作業の反復から学ぶ実践Project。

OVERVIEW
野菜を育てて収穫するまでの過程を自分の身体で経験し、農業を次の技術開発や場づくりへ接続する。
ORIGIN
発端
画面の中で完結する制作だけでなく、季節、天候、土、生育のように、人間の都合だけでは制御できない対象へ継続的に関わるため、農業塾へ参加しました。
IDEAL EXPERIENCE
目指した体験
栽培方法を知識として覚えるだけでなく、自分で畑を運用し、作物の変化を観察しながら、その時点で必要な作業を判断できる状態を目指しています。
CONDITIONS
成立条件
- 季節と作物の生育を優先して作業すること
- 観察、判断、作業、結果を繰り返すこと
- 失敗も含めて次の栽培判断へ残すこと
- 収穫を畑の中だけで完結させず、生活や地域との接点をつくること
- 2年間のカリキュラムの中で貸し与えられた圃場管理を走り切ること
PRACTICE
実践
畝立て、植え付け、支柱立て、施肥、除草、収穫などを行い、ナス、白ナス、トマト、ししとう、ハラペーニョ、枝豆、落花生などを栽培しています。

OBSERVATION
観察と判断
同じ作物でも、天候、株の負担、施肥、収穫間隔によって状態は変わります。見た目だけで結論を急がず、複数回の観察と作業結果を重ねながら判断しています。
CONNECTIONS
次のProjectへの接続
畑へ行かなければ分からない地表温度や土壌水分を観測する課題から、農業IoT Project kaka-see が始まりました。収穫物を人へ渡す体験は、音楽と農業を接続する「やさいとれとれ祭り」へ展開しています。
VERIFICATION
確認できたこと
- 複数品種を植え付け、継続的な圃場管理と収穫を行えたこと
- 白ナス、ナス、トマト、ししとう、ハラペーニョなどを収穫できたこと
- 実地の課題から、観測技術とイベントという異なるProjectが生まれたこと
- 畑で収穫した野菜を人にあげると、もらった人は笑うこと
LEARNING
得られたこと
農業では、計画通りに進める力だけでなく、変化を観察し、その時点の条件に合わせて判断を更新する力が必要です。制作における検証と同じ構造を、より長い時間軸と身体的な作業の中で学んでいます。
FACTS
