やさいとれとれ祭り
自然の周期と音楽のリズムを同じ場に配置し、複数の共同体の環流を試みる豊穣のイベント。


OVERVIEW
それぞれ異なる関係性を持つ人々が輪郭を保ったまま同じ場を共有し、得た実りや経験を各共同体へ持ち帰る体験をつくる。
ORIGIN
発端
畑の作物は、人間の都合ではなく、季節や天候、生育の周期によって収穫の時を迎えます。
その自然の大きな周期と、音楽を介して人の身体や感情が同期する小さな周期を、同じ時間と空間に配置できないかと考えました。
自ら育てた野菜の収穫を起点に、これまで別々に関わってきた農業、DJ、友人、地域のコミュニティが一時的に交わり、それぞれの実りを持ち帰る場として「やさいとれとれ祭り」を企画しています。
IDEAL EXPERIENCE
目指した体験
一つの共同体へ人を集約するのではなく、それぞれ異なる関係性を持つ人々が、輪郭を保ったまま同じ場を共有することを目指しています。
音楽のリズムに身体を重ねること、季節の実りに触れること、普段は出会わない人と言葉を交わすこと。その小さな接続が各コミュニティへ持ち帰られ、次の関係や活動へ環流していく状態を構想しています。
CONDITIONS
成立条件
- 会場の通常運用と両立すること
- 音楽や農業のどちらか一方を知らなくても参加できること
- 生野菜の持ち帰りなど、会場ルールと食品提供条件を守ること
- 告知上の面白さだけでなく、当日の体験として成立すること
- 異なるコミュニティを一つに均質化せず、それぞれの輪郭を保つこと
INTERFACES
接続方法
Creative Identityが現場の体験を構想し、Engineering Identityが告知、情報整理、運用の仕組みを支えます。
出演者、友人、農業を通して出会った人、地域の人がそれぞれ異なる入口から参加し、同じ時間と空間を共有できる導線を設計しています。
DECISIONS
判断
野菜は会場で調理提供せず、生の持ち帰りを基本としました。収穫物を受け取って持ち帰る行為そのものを、畑と日常生活を接続する体験として位置づけています。
イベント情報はカタルシスワタリEVENTS ARCHIVE上で公開し、出演者紹介とタイムテーブルを段階的に更新します。複数の出演者とコミュニティから断続的に情報が届くことで、開催へ向けて小さな流れが合流していく告知設計としています。
IMPLEMENTATION
実装
イベント企画、出演者調整、フライヤー制作、告知計画、Webページ制作を並行しています。
収穫時期という自然側の条件と、会場運用、出演者の予定、食品提供条件という人間側の条件を調整し、体験全体が成立する形へ落とし込んでいます。
VERIFICATION
検証
開催後、参加者の動き、野菜の受け取られ方、普段は接点のない人々の交わり方、告知導線、会場運用を記録します。
そこで生まれた関係や経験が各コミュニティへ持ち帰られ、次の活動へつながったかを振り返ります。
SOCIAL CONNECTION
社会との接続
自然の周期から得た実りと、人間がつくる音楽や共同体の営みを、一度きりの消費で終わらせず循環させる試みです。
農業、音楽、友人関係、地域という複数の小さなゲマインシャフトを統合するのではなく、同じ時間と空間で一時的な群体として接続し、それぞれの場所へ新しい関係や経験が環流することを目指しています。
FACTS

